※接待を含む社外の仕事関係者との飲み会はここでは省きます。
結論としては、いるいらないの二択ではなく、
「中身によって選択することが必要」です。
つまり、その飲み会が、自分が望むものに対し、本当にプラスかどうか「損得」で考え、行くべき飲み会と断る飲み会をジャッジします。
打算的に感じるかもしれませんが、私はこのスタイルで、社内コミュニケーションを良好に保ちながら、不要な出費をせず、20代で管理職になり、30代で1000万円プレーヤーになりました。あくまで一つの例として参考にしていただければと思います。
- 飲み会に行かなくても信頼と評価は得られる
- 愚痴とバカ話だけの飲み会には行くな
- 経験を話してくれる上司との飲み会はプラス
- 仲の良い人よりも、距離感のある人や苦手な人と飲みに行け
- 信頼すべき上司からの、ここぞという時の誘いは断るな
- 断った飲み会の分のお金を自己投資しよう
- 会社がお金を出してくれる全体行事は参加しよう
飲み会に行かなくても信頼と評価は得られる
例えてみます。
A君は、誘った飲み会やレクリエーションには必ず参加し明るく楽しく盛り上げてくれるが、仕事では遅刻するし、挨拶はしないし、報連相はできないし、仕事はサボったり手を抜いたり、ミスも多発します。
B君は、飲み会の誘いは全て断り付き合いは悪いが、誰よりも早く出勤し、誰にでも公平に明るく挨拶し、適切な報連相でチームの仕事を動かし、絶対に手を抜かず誰よりも一生懸命働いています。
さて、どちらが職場の仲間から信頼されますか?
極端な例えをしてしまいましたが、社会人になると、信頼関係の基本は仕事の内容と姿勢によって構築されます。まずはここをベースに考えると良いです。
愚痴とバカ話だけの飲み会には行くな
「飲みニケーション」という言葉の元、結局、愚痴やバカ話でうさ晴らしするだけの飲み会は時間とお金の無駄です。こういう飲み会が好きな人は、結局ストレスを発散したいだけです。自分がそういうタイプでないのなら、行っても得るものはありません。
経験を話してくれる上司との飲み会はプラス
上司や先輩が、自分の経験や考えをスマートに語ってくれるタイプなら、その人との飲み会は積極的に行くようにしていました。自分が疑似体験を得られるとても良い機会だからです。仕事中は、なかなかそういう話をゆっくりする時間はないものです。そこで得られる疑似体験やヒントは必ずあなたの成長につながります。
仲の良い人よりも、距離感のある人や苦手な人と飲みに行け
仕事においても人間同士ですから、性格の合う合わないはあります。お互い真剣に仕事に向き合っていても、価値観の違いというのは存在します。ですが、自分が仲の良い人だけの中にいると、視野も狭くなり、価値観が研磨されず、確実にあなたの成長を停滞させていきます。憂鬱だし勇気も入りますが、距離感のある人や苦手な人との飲むチャンスがあれば、積極的に飛び込んでみましょう。私の経験上、7割くらいの確率で自分のプラスになっていきました。
信頼すべき上司からの、ここぞという時の誘いは断るな
とりあえず飲みにいけば本音で話ができ、心が通じ合うと思っている上司が多くいます。こういった安易な考えの誘いは断ってもOKです。短期的にはマイナスになっても、その人が出世する可能性は低いと思いますので長期的には問題ありません。良い上司は、日頃から仕事の細かな部分でコミュニケーションをとり、部下の感情の変化に気づき、適切に対処することを心がけています。そんな上司が飲みに誘ってくれた時は、そこに何らかの必然性と重要性があります。
断った飲み会の分のお金を自己投資しよう
私は、1回飲み会を断ったら、3000円分本を買ってみたり、3回断ったらセミナーに参加してみたり、自己投資に回すことを自分のルールにしていました。そうすると、「飲み会にいかなくても、もっと仕事にプラスになることをしている」と感じることができ、前向きに断ることができるのです。
会社がお金を出してくれる全体行事は参加しよう
会社が費用を負担するイプの全社行事で経営陣も同席する場合は、勤務時間外で給与対象にならなくても参加しましょう。普段接することができない人、特に経営陣と話すことができる貴重な機会になります。
念の為再度申し上げますが、これはあくまでも私のケースです。
会社や組織の文化、そして上司のタイプも千差万別ですので必ずこうしなさいとは言い切れませんが、ひとつの参考としてみてください。